国内で承認されている6種類の抗うつ薬について、子どもに処方しても有効性が認められない



 国内で承認されている6種類の抗うつ薬について、子どもに処方しても有効性が認められないという報告が海外で出されたことから、厚生労働省は、「子どもへの投与は慎重に検討すべき」という内容を薬の添付文書に 記載するよう、製薬会社の団体に指示した。
 対象となった抗うつ薬は、塩酸セルトラリンやエスシタロプラムシュウ酸塩など、平成11年以降に国内で 承認された6種類の抗うつ薬。
 厚生労働省によると、これらの薬についてアメリカなどの海外で子どもを対象に臨床試験を行ったところ、 塩酸セルトラリンなど3種類は18歳未満の患者に、また、エスシタロプラムシュウ酸塩は12歳未満の患者には有効性が確認されなかったということだ。 このため、厚生労働省は、作用がよく似た2種類を含めた合わせて6種類の抗うつ薬について、「子どもへの 投与は慎重に検討すべき」とする内容を添付文書に記載するよう、製薬会社の団体に指示した。
 しかし、すでにこれらの薬を処方されている患者が急に服用を止めたり減らしたりすると、耳鳴りなどの 知覚障害や精神障害などが現れるおそれがあるため、厚生労働省は、医師の指示に従うよう呼びかけている。
対象医薬品の「成分名」
エスシタロプラムシュウ酸塩。
塩酸セルトラリン。
デュロキセチン塩酸塩。
フルボキサミンマレイン酸塩。
ミルタザピン。
ミルナシプラン塩酸塩。
製品名は「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」のホームページで検索してください。

出典:http://www.info.pmda.go.jp/ippan.html

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