体を使うビデオゲームが流行っているが、こういったゲームをするからといって子どもの運動量が増えるわけではない。
9歳から12歳の子ども78人を調査したところ、運動系のテレビゲームをする子どもは実際には全く運動しないかほとんど運動しないことがわかった。
ベイヤー医科大学とテキサス子ども病院の小児科教授であるトム・バラノウスキー博士は
「運動系のビデオゲームをやることで子どもはより体を動かすようになると期待している母親がいるなら、“そんなことは全くない”と答える」
と話す。
専門家によると、子どもが健康でいるためには毎日60分運動する必要があることがわかっている。
「少しでも体を動かしてほしいと思うのであれば、保護者は子供を部活動など学校で行っているスポーツをやらせるなど、具体的な身体活動に参加させるべきだろう」
出典:the journal Pediatrics