家庭のきまりに従う子どもは、オンラインで危険な 経験をすることが少ない

シマンテック・コーポレーション は「ノートン オンライン ファミリーレポート」の最新版を発表した。今年のレポートは、サイバー餌付けという新たな課題を浮き彫りにした。これは、子どもたちが教師を嘲り、その教師の怒る様子を携帯電話のビデオ機能で録画するという、最近増えつつある現象だ。これに加え、レポートでは、驚くべき数の子どもたちが親のクレジットカードでオンラインショッピングをしていることも明らかにしている。

一方、インターネットの正しい使い方について明確に決められた家庭のルールに従えば、オンラインでの好ましくない経験をかなり回避できることも示した。

 

 日本の子どもの 24% が、オンラインで好ましくない経験をしたことがあると回答。しかしながら、10% は、知らない人から不適切な画像を受け取ったり、いじめられたり、ネット犯罪の被害者になったりするなど、オンラインで重大な好ましくない経験をしていることもわかった。

 また、ソーシャルネットワークに積極的に参加している子どもたちは、気をつけなければいけないようなコンテンツや状況に遭遇しやすいこともわかった。たとえば、ソーシャルネットワークを利用している日本の子どもたちの 37% が、オンラインで不愉快な状況に遭遇しているのに対し、ソーシャルネットワークを利用していない子ども達では、19% にとどまっている。

 

 しかし、親がオンライン利用の基本的ルールを設定しており、これにより、子どもたちがより好ましい経験を持てるようになっていることも明らかになった。

 同レポートによれば、日本の親の 7 割が、子どものインターネット利用のルールを設けている。しかし子どもたちがオンラインで使える時間に関する家庭の決まりを定めているのは親の 38%、安全なウェブサイトに関する家庭の決まりを定めているのは 27%、家庭のコンピュータにペアレンタルコントロール(子どもが不適切なHP等にアクセスしないようにロックをかけること)をかけているのはわずか 13% にとどまったのである。これは、世界平均より(各々 51%、43%、32%) 著しく低い率となっている。

 さらに、決まりを定めている日本の家庭では、決まりを守る「良い子」の場合、オンラインで好ましくない経験をする割合が 21% と、比較的安全ですが、決まりを破る子ども達では、45% に上った。

 

 青少年研究家で『ラディカル ペアレンティング』著者バネッサ・ヴァン・ペッテン氏は、以下のように述べている。

「子どもたちは、これまでになく低年齢のうちに、オンラインにおけるアイデンティティを持つようになっている。だから、どのサイトに行き、何を言い、どういう行動を取るか、そして最も重要なことだが、どういう行動を取らないようにするかということを理解するために、親、教師、その他のお手本を必要としているす。オンラインでの好ましくない状況は、いじめから、金銭の詐欺被害、個人情報の他人への開示など、実世界にも様々な影響をもたらすことがある」

 

サイバー餌付けのリスクに晒される教師達

 ソーシャルネットワークを好ましくない行動に利用した最も衝撃的な例は、サイバー餌付けだ。

 これは、生徒が教師を怒り狂うまでに嫌がらせをし、その教師が怒り狂う様子を携帯端末で撮影してインターネットに載せ、教師と学校に恥をかかせるもの。世界の教師の 5 人に 1 人が、これを直接経験したことがあるか、経験したことがあるほかの教師を個人的に知っていると回答した。

 

 サイバー餌付けが理由であるとも考えられるが、教師の 67% が、ソーシャルネットワークで生徒と友達になることにより、リスクに晒されると回答している。それでも、34% は、生徒と「友達」関係を続けている。しかし、教師と生徒がソーシャルメディアでどのように接するべきか学校が行動規範を定めていると回答したのはわずか 51%。教師の 8 割が、学校でオンラインの安全に関する教育をするべきだと考えており、親の 7 割も支持している。

 

親の「デジタル財布」から使い込み

 自分のクレジットカードを子どものネットショッピングに使わせている親の 23% が、子どもたちが浪費していると回答。また、親のネットショッピングアカウントを子どもに使わせている親の半数以上 (53%) が、自分の子どもにアカウントを無断で使われたことがあると回答した。

 しかし、オンラインショッピングとインターネット上での安全な行動に関する明確なガイドラインを設けるべき理由は、お金の節約だけではない。

 日本で子どもがネット犯罪の被害者になった場合、その親の 78% も被害者になっている。これは、オンラインを利用する日本人成人の平均である 38% (ノートンネット犯罪レポート 2011 年) と比べると非常に高い数値だ。

 

 シマンテック コンシューマ マーケティング部 執行役員 部長 ロジャー ヨーダーは次のように述べている。

「親と教師は、子どもたちと自分たちのオンラインにおける安全を守るために大きな役割を果たしている。そして、今年のノートン オンライン ファミリー レポートは、更なる教育が本当に必要であることを示している。

日本の親の 47% が子どもとオンラインにおける安全について話をすると言っているが、一方で 8 人に1人 (12%) は、子どものオンライン利用を秘密でチェックしており、3% は子どもたちのソーシャルネットワークを影でチェックしていた。

それよりも、家庭や学校などの安全な場所で子どもたちとオープンな対話を持ち、子どもたちを安全にオンライン利用できるツールで守る方が、遥かに効果的であると思われる」

出典:シマンテック・コーポレーション

 
 

自分と子ども達のオンラインでの安全を守るためのヒントについては、www.norton.com/familyresources



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