喫煙がさまざまな病気を引き起こすことはよく知られているが、
肺がんだけでなく、膀胱がんのリスクも上げることがわかった。
米国の国立健康研究所のリサーチャー・ニール・フリードマンンが
全米の18万6000人の女性を10年間追跡調査したところ
現在喫煙している女性は、全く喫煙したことがない女性よりも
膀胱がんになるリスクが4倍高く、膀胱がんになった人の
50%は喫煙が原因の可能性があることもわかった。
喫煙を止めた女性の場合は、膀胱がんになるリスクが
喫煙したことがない女性より2倍高いが、
それでも喫煙し続けるよりはまし、と報告している。