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2012年5月1日・2日に、大手新聞各紙に、「大阪維新の会」が大阪市議会へ提出する家庭教育支援条例の案についての報道がありました。
読売新聞:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120501-OYT1T00706.htm
日経新聞 http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E2E3E2E0808DE2E3E2E7E0E2E3E09391EAE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5 毎日新聞 http://mainichi.jp/area/news/20120502ddn041010009000c.html )
同条例案の全文は以下のとおりですhttp://osakanet.web.fc2.com/kateisien.pdf
この条例案には
「(発達障害、虐待等の予防・防止の基本) 第15条 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる」
「(伝統的子育ての推進) 第18条 わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する」
とあります。
① 発達障害が脳の生得的な機能不全であることは、脳科学(FMRI等)、生物学等が証明しています。愛着形成の不足など育て方が原因で発達障害になるものではありません。
② 発達障害は脳の生得的な機能不全ですが、個々のニーズ(脳神経のパターンや環境要因など)に応じた徹底指導をすれば、状態像が改善され、将来的に社会適応できるとするのが世界的な教育界・医学界等の見解です。実際、ディスレクシアなど、ニーズに応じた適正な指導をすれば、効果が上がることは教育学上周知の事実であり、また脳のなかに新しい回路ができて状態像が改善することもFMRI等で証明されています。
③ 発達障害は、虐待と異なり、2012年5月現在のエビデンスでは予防できたり、防止できたりするものではありません。状態像を改善することで、自立し社会参加し社会貢献するなど社会適応できるようになることはわかっていますが、そういった状態像が100%消えてなくなるわけではありません。
以上、より詳しいFACT(論文等)をお知りになりたい方は、筆者までご連絡ください。
2012年5月3日
教育ジャーナリスト
中央教育審議会専門委員
元内閣教育再生会議委員
品川裕香
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2011年3月11日の東日本大震と福島第一原発の事故を境に、
私たちは
「誰かに任せるだけではダメ」
ということを痛烈に実感しました。そして否応なく
「諸々ある情報を批判的に吟味して、自分で思考し判断する」
ステージに”実質的”に突入したと思います。
批判的吟味力や情報リテラシーといったことは
ここ10年さんざん言われてきたことです。
でも、たいていの人は
”リアルではなかった”のではないでしょうか。
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